日照時間が少し短くなり、暑さも少し和らいで来ました。
季節の変わり目の急な天候変化で、工事の着手に悩まされております。
前回に続きまして、ALC建築物の防水工事
塩ビシート防水 機械固定工法についてご紹介致します。
機械固定工法とは
簡単に言いますと、部分的に塩ビシートを固定させる感じです。
塩ビ鋼板、固定ディスクを用いて塩ビシートを固定します。
塩ビ鋼板
別名 樹脂被覆鋼板
塩ビシートと同じ塩化ビニール樹脂をコーティングした物
塩ビシートを溶着や融着によって接着固定します。
和歌山県 紀の川市
アーキヤマデ 塩ビシート防水材 リベットルーフ
下穴を開けます。
(今回は下地がALCの為、エポキシ樹脂を充填しアンカーの効きを強くします)
アンカーを打ち込みます。
ビスを絞め、塩ビ鋼板を下地に固定します。
ドレン廻りは、このように水の流れに合わせて塩ビ鋼板を付けます。
(既存ドレンに合わせて改修ドレンを選ぶので、毎回、納まりが変わります)
塩ビ鋼板の固定は、
主に入隅 出隅 防水端末部 ドレン廻り 架台廻り になります。
脱孔の際には、建物内外に工事音がかなり響きますので、
お客様の建物の立地状況、近隣の方々への配慮を考え
お客様と作業時間帯のご相談をしっかりとしてから、工事に着工させて頂いております。
工事音をあまり出せない場合は、別の防水工事のご提案もさせて頂きますので
お気軽にご相談下さい。
外壁の塗装やベランダ屋根の防水工事を御考えの方は、
ぜひ株式会社水間へお気軽にご相談ください!!
次回は、固定ディスクについてお話しさせて頂きます。